インビザライン・GO(旧名称:iGO)は、動かす歯と作成できるアライナー枚数に制限があるパッケージプランです。
インビザライン・GOは、中心から5番目の前歯(第二小臼歯)までを動かせます。奥歯3本(大臼歯)は動かさないため、奥歯の噛み合わせの矯正はできません。動かせる範囲に一部制約がありますが、次のような歯並びを矯正できる可能性があります。
※上記すべての症例が必ず対象となるわけではありません。
歯並び、歯の生え方、歯の大きさ、歯を動かせる隙間、骨格などによってインビザライン・GOで矯正できるかどうか変わってきます。
インビザライン・GOのメリットは、基本的に歯を抜かずに「安く早く矯正できる」こと。適応症例であれば、奥歯まで動かせるパッケージプラン(インビザライン・コンプリヘンシブ)の1/3から1/2の価格で受けられます。
また、医師は20枚のアライナーで矯正を完了させられるように治療計画を立てるため、アライナーの作成枚数の制限がないインビザライン・コンプリヘンシブよりも短期間で完了する可能性が高いのです。
デメリットは奥歯の噛み合わせを矯正できないことです。前歯でも、歯並び、歯の生え方、歯の大きさ、歯を動かせる隙間、骨格などによっては、適応症例とならない可能性があります。
最終的にインビザライン・GOで矯正できるかどうか判定するのは歯科医師です。インビザライン・GOが気になる方は、一度クリニックで検査を受け、インビザライン・GOで矯正できる症例かどうか医師に診てもらいましょう。
ほかのパッケージプランも気になる方は、下記のページでメリット・デメリットを見比べてみてください。
歯を動かすスペースが少ない場合、IPR(歯にやすりをかけて削る方法)で少しずつ隙間を確保します。歯を抜いてスペースを確保する方法と比べるとリスクは少ないのですが、知識・技術不足な医師が歯を削り過ぎた場合、矯正治療の期間が必要以上に延びてしまうので注意が必要です。
また、十分なスペースを確保できていない状態で無理やり歯を動かして並べることで、口元全体がもこっと前に出て見えしまうケースもあります。失敗しないためにも、歯を削り過ぎず、無理やり動かさない、歯の動きや矯正治療に詳しい信頼できる歯科医師に依頼しましょう。
アライナーの装着時間の目安は1日20時間です。1~2週間でアライナーを交換するため、20枚分しっかりと装着時間を守れば約5か月で完了します。症例によって、もっと短い期間で終わる方もいれば、途中でアライナーの装着をさぼってしまい、最初からやり直す方もいるので、「約5か月」というのはあくまでも目安です。
ワイヤー矯正に比べると痛みを感じづらいマウスピース矯正。「痛い」というよりも、「歯が締めつけられる」ような感覚です。ただし、装着時間の目安を守らずに次のアライナーへ移行したり、予想通りに歯が動いていなかったりする場合は強い痛みを感じることがあります。痛いときは治療計画を立て直す必要があるかもしれないため、一度クリニックへ相談してみてください。
当メディアで紹介しているインビザライン治療院のうち、インビザライン・GOの料金を確認できたクリニックは以下になります(2021年12月時点)。
自由診療のため、各クリニックによって差異が大きくなります。川崎市内にあるインビザライン治療院の料金情報を調査したところ、インビザライン・GOの料金相場は350,000円(税不明)~990,000円(税込)でした(※2021年12月時点の調査情報)。治療代のみを記載しているクリニックもあれば、検査・診断料、調整料、保定装置代などを含む金額を明示しているクリニックもあるため、一概に公式サイトに掲載されている金額だけを見て安い・高いの判断はできません。
治療前の検査・型取りを行う際の医療設備、クリニックの立地、医師の資格・経験等もクリニックによって異なります。すべての情報を踏まえたうえで、相場よりも安すぎない・高すぎないか、納得できる金額かを判断しましょう。